遊び・活動編

Q「年少・中組です。多動・衝動性の問題で、玩具の取り合いが多く、自由場面で目が離せない状況です。療育的に、出来る課題はありますか」

 
 
【自由場面での工夫】
・環境の整理が大事です。
➡保育園・幼稚園の方針によっての違いがありますが、
多動・衝動性の問題があるお子さんは、刺激に振られやすいために、聴覚的なざわざわだけでなく、玩具が沢山、床に広がっている状態も、視覚的な刺激になり気持ちが落ち着きません。
・遊ぶ姿勢が大事です。
➡机と椅子に座ることで、足の裏を床につける、肘を机につけることでも、手の運動をコントロールするだけでなく、情緒も安定します。
・やりとりを伝える
➡子どもは、玩具しか目に入っていません。
相手のモノを取る前に、動きを止めることがベストですが、取ったあとでも、
「貸して」ということを繰り返し伝えましょう。
余裕があれば、大人が二人で、「貸して」「はいどうぞ」「あとでね」など、その場でお手本を見せることも大切です
 
【個別学習の取り組み】
➡積み木模倣課題
・それぞれ、お盆や箱に積み木を入れておく。
・大人が積み木2個~3個の見本を作る(出来たら、数を増やす)
・『同じのを作るよ』と子どもに伝える

 
ポイント
・お盆や箱を使用することで、【相手のモノと自分のモノ】を区別します
・自分の好きなように積み木を作るのではなく、見本と同じものを作る課題は、
【相手に合わせる力】をつけます。
・相手のモノと自分のモノを見比べることで、【眼球を動かすこと】になります。
 視点を動かすことは、目と手の協応動作を高める結果につながります。