遊び・活動編

Q「年長のお子さんで、教室では着席が出来ない、課題に応じなくて困っています。就学に向けて出来ることはありますか?しかし、家では困っていないようです」(保育士さん)

 
 
最近、先生方のお悩みで、よく耳にします。
ひと昔前は、『園では応じられるのに、家だと暴れて困っている』というお悩みが大半でした。
何故でしょうか?
考えられる要因としては・・家での過ごし方の変化だと思います。
DVD・ビデオで好きな番組を好きな時間に好きなだけ観ることができる。
・スマートフォン等で、手軽にどこででもゲームや動画を操作出来る。
➡子ども達にとっては、指先でワンタッチ。すぐに、魅力的な結果が得られる。
 
集中していると、親も相手をしなくても良いというメリットもあります。
(ゲームや動画を批判している訳ではありません。大人も便利に使用しています。)
 
しかし、小学生になり、いきなり規則や制限、型にはまる生活はできません。
就学に向けて、改めて、対応を見直し、出来ることから試してみましょう。
①:家庭では番組を録画せず、リアルタイムで観る。1回で終了。
 都合で観ることが出来ない日もある。(テレビをつけたままの状態は避ける)
②:日常生活の中でルーティンを決め、(ゲームは30分間)タイマーをかけて行う。
③:②を視覚的な手がかり(文字やイラスト)で、○○をやってからゲーム等、スケジュールを明確にする。
 
園では
①:ゲームより楽しいと思える活動・遊びを見つける工夫をする。
②:身体や感覚をたくさん使い、実体験を増やす。
EX:手のひらを使って遊ぶ。(砂場遊び・粘土遊び・フィンガーペインティング等)
 
ポイント
どこでも簡単に、ゲームや動画に時間を費やす【意図】を考えましょう。
 ➡【大人脳】で勉強や仕事の息抜きとして行う。
 ➡【子ども脳】で遊びとして行う。
年齢や性格、障がいの特性を見極めて、まずは、大人がコントロールしましよう。
「待つこと、我慢すること、苦手なことに挑戦する」ことは、
大人脳を育てます。好きなことを好きなだけしていたら、未熟な脳のままです。
子どもの20年後を考えてみましょう。